中古住宅を購入する際、不動産の重要事項説明では見えてこない住宅の現状を調査します。
中古物件に入居される場合、多くはリフォーム、リノベーションなどの改修を行いますが、その際に美観のみならず、構造やその他地盤の様子、屋根や壁の状態を把握して必要な措置についての情報を提供します。そのことが販売価格が適正かどうかの判断にもつながりますし、不必要な費用をかけた改修を防ぐこともできます。
この住宅診断は完全な第3者性を保ちます。
依頼者は購入者であり、たとえ紹介が販売者であっても販売者の得になるような診断はいたしません。
■費用:実施検査 1回+診断書→52500円/件(税込)
■調査員:一級建築士
■対象:一戸建て住宅、分譲マンション(150u程度まで。それ以上は規模により費用が変わります)
■ 診断方法:
○ 主に目視となり、下げ振りや水準器、クラックスケールを使った計測、タイル打診を行います。
○破壊を伴わない検査。軒裏や床下、壁内については点検口などからの目視、又は体の入るところまでを調査します。
■診断報告書:A4用紙に印刷されたレポート。写真、点検箇所を記載した図面
○調査箇所 ―外部―地盤、基礎、外壁、開口部、屋根、樋、バルコニーなど
―内部―床、壁、天井、建具、床下、天井裏、階段など
―設備―照明器具、分電盤、給排水、給湯、換気など
■事前にご用意していただく資料:事前に状況を把握するため、下記の内出来るだけ揃っている方が望ましいのですが、ない場合でも調査は可能です。
・建設住宅性能評価の申告書
・工事請負契約書、設計監理業務契約書
・設計図書
・確認済証
・検査済証
・中間検査合格書
・新築時の住宅金融公庫融資に係る工事審査の証明書
・住宅の性能保証に係る検査などの証明書等の有無と種類
・設計住宅性能評価書
・増改築等の工事関連図書
■注意事項
・この調査は現状のコンディションを診断するものであって、図面との整合性や違法調査を目的とするものではありません。
・実際の修繕にはその目的に応じてさらに詳細な調査を行う必要があります。
・耐震診断ではありません。その必要がある場合は別途耐震診断業務を締結していただきます。
■必要日数
当日の審査には持ち主の方の了承が必要です。その上で、依頼者様にも立ち会っていただき、その場で診断内容と所感をご報告いたします。診断報告書については1週間程度の日数を要します。
■確認
この調査は中古物件を購入する際の判断材料を提供するものです。但し、あくまで第三者性、中立を保った調査となります。調査を通じて顧客を誘導することはありません。
■お問い合わせ・お申込み
電話 0120−948−466 または0743−85−4246
(担当:高橋)
お問い合わせフォームからもどうぞ。
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