カジュアルなシチュエーションのなかに、旬の食材とワインを提供するというコンセプトをもったレストランバーです。 大阪のオフィス街である本町のオフィスワーカーをターゲットに安く、気軽に本物の味を楽しんでもらおうと立案されました。
往来からは距離を置いた中二階ですので、視認性を高めてにぎわいを演出するための要素として床から天井に達するまでの巨大な棚を作り、そこへ他の店ではあまり取り扱っていないドリンクやオリジナルのテイクアウトパッケージなどが陳列出来るようにしました。
それ以外は内装としての造り込みは押さえ、むしろがらんとした建物の躯体の中に「異形の屋台」または「バラック」が姿を現わしたような様相を全面に押し出すことで、このコンセプトの持つ勢いやライブ感を演出しています。